top of page
Health Seminar
ICTによる玉石混交の情報へのアクセシビリティが向上したことにより、消費者における価値基準の多様化と、生産者における過度な営利の追求がマッチングすることで、科学的根拠に乏しい食品や薬品の誤用や乱用により、身心への健康被害が多数生じています。
公衆衛生大学院において健康教育学の講義を担当し、国の定める地域支援体制基準を満たすための人財育成として調剤薬局で定期学術研修会の企画・運営・実施に携わってきたインストラクターを、ヘルスリテラシーの向上にお役立ていただければ幸いです。
企業、団体における福利厚生(健康経営)としての健康教育や、学校、施設、行政における薬物乱用防止のための薬育など、TPOに応じるかたちで多岐に渡った健康に関するテーマを承りますので、下記のフォームよりお問い合わせいただけますようお願い申し上げます。
Exhibition
●くすり屋の井戸端会議
健康教育学・インフルエンザ・新型コロナウィルス感染症・花粉症・妊娠と授乳・発達障害・禁煙治療・薬物乱用・肝炎・災害医療・環境破壊(汚染)・メンタルヘルス・糖尿病・HIV・成育医療・社会保障・医療人類学・労働衛生・メディカルハーブ・食品衛生・臓器移植・AYA世代・薬害・介護保険制度・医療的ケア児
Dear Pharmacist
-就労と労働-
生薬から創薬までを扱う薬剤師に不可欠な職能は、調剤、供給、衛生を基軸とした上でのセルフメディケーターであり、コミュニティヘルスワーカーです。また、生命に関わる専門家でありながら、利潤を求める労働者でもあるため、読解力と表現力を研鑽しながら構想と実行の分離を抑止し、悪意による善意の搾取と対峙していく必要があります。
AIの普及に伴い、機械によって人類が支配を受けるSFがリアルとなるシンギュラリティ(技術的特異点)についての議論は複数ありますが、機能としてはあくまで資源から成果を生み出す過程における計算機に過ぎません。生産の入口と出口を司るのは人間であり、生産性には知覚や共感といった情緒が関与することになります。
ワーク・ライフ・バランスという流行語が先行し、就労の多様性が可視化されるようになりました。高度成長期に主体となった雇用契約から、バブル崩壊後の構造改革による派遣契約、ICTの発展がもたらした委託契約へと、経営者と就労者のニーズは変遷しています。労働基準法の適応外で、現場の指揮命令系統に属さない委託契約は、社会的に回復が期待される贈与と返礼の交換様式です。
社会的な責任の種類には、刑事責任、行政責任、民事責任の3種類に大きく分けられ、根拠となる法令に応じて処罰の内容も異なってきます。故意や過失に関わらず、因果関係が発生する事案においては事前に最善を尽くし、事後の損失を最小限に留めるようにリスクマネジメントを実施しておくことが極めて重要です。
THCは、正解を求めるのではなく、適正解を探りながら、課題形成、問題分析、対策立案、利害調整、総合評価からなる課題解決型アプローチに基づいた手法によって、多くの方々の目標を達成するための一助となり、社会に貢献できる存在でありたいと願っております。
bottom of page